こんなもんです

中卒女が今さらなことに驚いたり学んだりする日々をだらだらと記録しています。唐突に気持ち悪い話や思い出話をします。

穏やかに

私はお酒を飲むと毎度のごとく記憶を失うのだけど、後日その場に居合わせた人々から聞く私の言動行動はまるで世にも奇妙な物語で、それを語る人がストーリーテラーのように見えて、ハラハラするんだよなあ。


なんてのんきなことをつぶやくのもおこがましいほど酔っ払ってしまった。本当に本当に、毎度のことなんだけど。ここ数日間の私の世は終わっていて、左半身が痺れてるわ、なんか知らんけど右脇腹が痛いわ、茹でたもやししか食べられないわ、体はともかく心が荒みまくっていて、ああでもないこうでもないと反省に明け暮れて、ようやくのんきなことを考えられるようになって。


酒なんてやめてしまえば良いんだけど、楽しいんだよなあ。頭がおかしいのは今に始まったことじゃないし、周知の事実としてみなさんに受け止めてもらえばもらうほど「ありがてぇ」「愛してる」「ごめんなさい」が深まって、忘れた頃に一緒に飲みたいなってなっちゃって、また同じことの繰り返しで、うーん、諦めが肝心。


酔っ払っても、せめて記憶と言語は強靭でありたいな。記憶をなくすのは、それはもうアウト。ただ、同じことを100回言うクソめんどくさい自分の泥酔姿を記憶にとどめておくのは……心が持ちそうにない。「まともに人と会話ができる明るい酔っ払い(次の日に「楽しかったね」と笑いあえる)」って感じの飲み方はどうだろう。素敵では。とはいえそういう飲み方もできるんだけど。なんならそっちの方が多いんだけど。ほぼ月一ペースでくるんよ、ダメ酔っ払いデーが。


そうやって生きていくんだろうなあ。月日が流れていくなあ。もう秋か。今年の初詣は「どうぞ一年穏やかに」って手を合わせたっけ。穏やかではないなあ、色々あったなあ。まあでも無理なく暮らしている方かな。むずかしいことも、面白いことも、下手なりに楽しみながら明日もまたがんばろうね。お酒のことはまた今度考えるよ。