こんなもんです

中卒女が今さらなことに驚いたり学んだりする日々をだらだらと記録しています。唐突に気持ち悪い話や思い出話をします。

あたりめとビールの産物

居候していた弟が出て行ってから、親や祖母に連絡する必要性とか責任感がなくなって、自分から連絡することがなくなり、そのうち電話やLINEが来ても返すのが億劫になって、そんな感じでここ2~3カ月親と音信不通。


前は家のことで何かがあると、甘えん坊の弟に任せられないと思い込んで「私が話さなきゃ」とか「私がやらなきゃ」と重い腰を上げていたけど、今やその弟はどこで何をしているんだかわからない状況で、「姉」の役割がなくなり、言い換えれば「自分」という個人の自由と責任になり、親と祖母との距離の取り方は自分だけの問題になり…まあそんなところ。


弟の存在とか、姉としての自分が別に足枷になっていたわけじゃないけど、楽になったなーということを出て行ってからしばらくすると感じるようになって、みんなそれぞれ好きにやってくれという感じで。


そうやって2カ月くらい親と祖母からの連絡を無視し続けたわけだけど、お正月というイベントが差し迫ると自分の中で再び「姉」という責任感がにょきにょきと芽を出してくるわけで。


きっと、というか当然、弟も私同様、家族との関わりを絶っていたり、親戚が大勢集まってにぎやかに正月を過ごすような家じゃないっていうことだったり、料理とか一応用意するんだろうなとか、何かそういうことを想像すると胸が痛くなるんだよね。あー、私が正月帰らないと家族が寂しがるんだろうなーとか考えると。


こういうときにしっかりした弟がいれば、今年はいいやとか、そんな感じでスルーしたり気分で顔出したりするんだろうけど、そういうことじゃないんだよな。


まあそもそも、この問題は親と私、弟とのもろもろの事情とか、かっこよく言えば確執みたいなものがあるんだけど、そういう内に秘めておきたいものを除いても、「姉」としての責任っていうのは当人がいなくなっても付いてくるものなんだな、と。


帰りたいから帰るとか、頼りたいときに頼るとか、ほどよい距離感とか緊張感とか、そういうことがなんだか理想としているものとは違うけど、やっぱり私は、親や祖母、家族を「責任」っていう難しいものでいちいち片付けていちいち悩むのが気持ち悪いと思ってしまうサガだから、そういうのはここに置いておきたいんだよね。


実家の料理はすき焼きかな?お寿司かな?おせちかな?とか、手土産は何がいいかなー?とか、そのくらいにしておきたいんだよ。だって今は楽しいお正月じゃない。テレビは四六時中特番で組まれてて、お酒飲んで寝て良くて、朝まで起きてても良くて、なんか、そんな感じでいいじゃないって、そう思うんだよね。だから私は「3日に帰る」って連絡を入れたよ。