用があって早めに仕事を切り上げ上野へ。やることやって、時間を持て余したから科博の常設展を見た。
ここ1、2年くらいで博物館に行くという初体験は済ませているけど、やっぱり感動しちゃう。自分のことを博物館や美術館とは無縁の人種だと思っていたけど、別に行ってもいいってことを知って、こういう場所で驚いたり学んだりできるような大人になれたことに感動しちゃった。
感傷に浸ったところで、駅前のコンビニでこしらえておいたワンカップをカパッ。お次は桜と酒ににぎわう花見客たちを観察する社会科見学だ!
桜を見て「凄まじい…!」と思ったのは初めて。人は思っていたより少なめ?屋台の唐揚げとワンカップを両手に散策。みんな楽しそうでこちらも楽しい。
一周する前に両手が空いてしまったから、ケバブの屋台に並んだ。「ビーフ、ソースはミックスで」と伝えたら「オネエチャン大丈夫?元気ダシテ?」とケバブ屋のおじさん。ええ、こちらはすこぶる元気なのだが。
まあ確かに、周りに1人でワンカップを飲んでる女なんていなくて、無理に楽しもうとしている節はあったけど、周りの酒飲みたちとうまいこと溶け込んでいたし、ご機嫌のつもりだったのに、なんかおかしかったかな。
「ドコノ人?」「八王子です」「八王子行ッタコトアルヨ、トオイヨネー」「えへへ、はい」「カワイイカラ大盛リニシトイタヨ」「わ、ありがとうございます」
そんな会話をしたら、あぁさみしかったかも、なんて思ってしまった。でも、かわいいって言ってもらえたからいっか!ケバブは帰ってから食べた。
私だって、こう見えて明日は人と花見をするのよ!景色もお酒も人と分け合うんだから!さて、眠ろう。