長崎に行ってきたよ。
3日間で巡った主な観光スポットは「稲佐山」「出島」「眼鏡橋」「グラバー園」「軍艦島」など。ホテルが新地中華街の前だったから、どこに行くにも徒歩と路面電車で済んだ。
坂の町といわれるだけあって、山の斜面に詰まった家々や点在する教会、西洋風の建物などがよく見渡せられた。稲佐山から見る夜景は海に囲まれたその光がとても美しかった。
軍艦島は近くまで寄れたものの高波で上陸できず。船酔いはしないのだが「揺れる乗り物」が苦手だから、ぐわんぐわんと回る視界や内臓がふわっと浮く感覚と戦うのに精いっぱいだった。世界文化遺産どころじゃない自分のヘタレ具合が上陸できなかったことより無念。
一度「こんなもんか」と分かれば調子に乗るから、帰りの船ではなんてことない島の写真を撮りまくったり潮風を感じながらうたた寝したりしていた。帰りの飛行機でも窓から見える東京の夜景の方が稲佐山より壮観だー！と驚く始末。旅下手な田舎者だ。
そんなんだけど、食べると飲むは勇猛果敢に挑んだ！江山楼のちゃんぽん、岩崎本舗の角煮まん、六十餘洲、居酒屋多ら福亜沙の全部、金太洋つぶオレンジみかん、コロッケのトルコライス、雲龍亭のひとくち餃子、南山手プリンなどなど、胃袋に長崎市をぶち込んで最強になった。
まじで全部1位だったけど、とくに六十餘洲はとても飲みやすくてカパカパいけたし、ひとくち餃子は1000個食べたかったし、長崎関係ないけど夜中に食べたとんこつラーメンがおいしかった。今度は佐世保バーガーやレモンステーキで最強になりたい。
色とりどりのあじさいでおめかしした街並みや、ツヤツヤの長崎グルメの写真を見返して今さら「旅をした」実感が湧いてきた。人も町も温かい性格をした町だったな。お天気に恵まれない瞬間が多かったけど3日間休む間もなく飲んで食べて歩いてよく楽しめたと思う。次は近場でゆっくり過ごせたら。
