こんなもんです

中卒女が今さらなことに驚いたり学んだりする日々をだらだらと記録しています。唐突に気持ち悪い話や思い出話をします。

富山・岐阜旅行1日目

行ってきたよ、富山・岐阜。

 

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金曜の夜、会社から東京駅へ移動し、腹ごしらえのあと友達と合流。寝巻きに着替えたり、ワクワクを膨らませたりしながら待合所で時間を潰し、22時ごろ夜行バスに乗車した。

 

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はじめての夜行バス。足元広めの4列リクライニングシート、モニター付きといった具合だけど、まあ熟睡はできなかった。カーテンを閉め切った真っ暗な車内、自分が今どこにいるのかわからないまま何度も寝返りを打ってはうたた寝を繰り返し、バスは富山県高岡駅に到着。

 

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ここからさらに移動。1両編成の電車に乗り降りする何人かを見送りながら終点の城端駅まで。

 

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1時間ほどの乗り継ぎ時間を簡単な朝ごはんや身支度でやり過ごし、世界遺産バスで最初の目的地「五箇山」に向かった。

 

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私の友達は天才旅行プランナーであり、満点晴れ女でもある。朝8時半、誰よりも早く五箇山に着いたわれわれは、青空に映える合掌造りの家々を独占的に観光することができた。見よ、加工せずともすばらしいこの景色を。


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暑い暑いと集落を回っているとき、表札がある合掌造りの家から小学生くらいの兄妹が出てくる場面に出くわした。兄妹は靴を持ち出し、軒下で並んで靴をジャブジャブと洗い始める。「そっか、住んでいる人もいるんだ」と思いながら離れて見ていると、眩しそうに顔を上げた兄とバチっと目が合った。ジロジロ見ていたことに申し訳なくなるわれわれ観光客に対して、兄はかまうことなく汗を拭う。世界遺産に認定されている場所だから、何もかもが整備された非日常的な空間だと勘違いしていたけど、暮らしがそこにあることを知った。

 

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そのうち他の観光客も増えてきて、茶店に避難。旅の始まりをビールとそれっぽいごはんで乾杯した。夜行バスの疲れなんてもう忘れちゃった。爽やかな汗をかいた体に瓶ビール大2本を注ぎ込み、きもちいな〜最高だな〜って次の移動までの時間を有意義に過ごした。

 

五箇山からさらに観光バスで移動すること1時間。続いての目的地、岐阜県白川郷」に到着。

 

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私は本当に知らないことが多いなあ。手のひらを合わせたような形の茅葺き屋根の家を合掌造りと呼ぶこと、テレビやネットでなんとなく見たことがある風景が富山や岐阜にあったこと、それらが世界遺産に認定されていること、そしてそれを見に行けること、この旅行が決まるまで何にも知らなかった。

 

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難しいことは相変わらずわからないけど、小さな川や水田の透き通る水の美しさ、壮大な山々の景色、世界中の人がそれを見に訪れることは自分の目で見たからこそ知れた。なんだか心と体が大きくなった気分。

 

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旅先で食べるものがおいしいことは知っている。五箇山でも食べた「石豆腐」、名前通り硬いが滑らかで、濃厚な大豆の味が詰まっていておいしい。現在、私のトレンドランキング1位。

 

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ビールで水分補給してたけど、炎天下で野垂れ死ぬことなく、バスに乗り込み宿泊地の高山駅へ。はじめてのホステル、どんなもんかと心配していたけど、とてもきれいで不自由なく過ごせた。さて、荷物を置いて飛騨高山メシだーっ!

 

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一軒目、飛騨牛を制するべく焼肉屋へ。ひさびさに焼肉屋で白米を食べたけど、なんか最高だった。ホルモンのほうばみそ焼きも白米で。お酒はそこそこ。あ、どぶろく飲まなきゃね!ということで2軒目へ。


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朝日一番街にある老舗の居酒屋「かっぱ」。町屋造りの店構えが渋くて飛び込みで入るのに躊躇したけど、入ってみると家族経営の感じで温かい。注文を取ってくれたおばあちゃんが上品かつすっとぼけていてとてもかわいらしかった。

 

そして肝心の料理とどぶろく、超〜〜〜おいしい。白えびの天ぷらも食べられて満足。あとから食べログを見てみたらあまり口コミが集まってなかったけど、飛騨高山に行く人には是非勧めたい。

かっぱ - 高山/居酒屋 [食べログ]

 

ほぼ寝ずで朝から動いて、こんだけ食べて飲んだけど、シャワーを浴びても目が冴えてて、寝れるかなぁって心配したけどすぐ寝た。続きは2日目。