こんなもんです

中卒女が今さらなことに驚いたり学んだりする日々をだらだらと記録しています。唐突に気持ち悪い話や思い出話をします。

こなれたホトトギスだった

数週間前から毎晩のように窓の向こうで「ホキョキョキョ」と鳴く鳥が、「鳴くのが下手なウグイス」ではなく「こなれたホトトギス」だとわかって安心した。

てっきりウグイスだと思って、「あら、今日も練習かしら」と鳴き声に耳をすませて応援していたんだけど、それにしてはいつまで経っても上達しないからヤキモキしていたのよ。

しかもめちゃくちゃアレンジをきかすから、他の鳥たちに「ふざけないで」と怒られてるんじゃないかと心配もしてさ。鳥たちのさえずりがウグイスへの非難に聞こえる朝が何度あったか。

その反面、「近所に熱心で型破りなウグイスがいるぞ」と楽しみにしていたから、こなれたホトトギスだとわかってちょっぴり残念。まあでも、これからは背景音楽として純粋に聞けるからね。よかった、よかった。

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