今夜は、体に染み付いた日向ぼっことほこりの匂いを、ドライヤーの熱風で立ち上げた前髪とアイシャドウのラメでギラギラにかき消して、コース料理とワインに挑んだよ。
ヒール、電車、都会、レストラン。全てがご無沙汰だからね。深爪を除く気合いの入った出で立ちが、蒸し暑い都会の夜に溶け込んだであろう。フフフ。
それでいて、帰宅後の臓器とふくらはぎと脳みそが元気はつらつ。創意工夫の美味のおかげかな。アルコールをよく分解するし、終電を逃さないように歩けたし、日記を書けている。なんて贅沢な体!
さてさて、ドライヤーとラメの魔法が解けたらパジャマが似合う体だよ。うーん、馴染んでる。無風では眠りにつけないから、お腹を冷やす覚悟を決めて扇風機のタイマーを延長しよう。