こんなもんです

中卒女が今さらなことに驚いたり学んだりする日々をだらだらと記録しています。唐突に気持ち悪い話や思い出話をします。

それなのに

昨日は買ったばかりのイヤリングを付けて、それなりにおめかしをして、お友達の家へ。ごはんを食べて、おしゃべりをして、猫と戯れて、子どもたちとゲームをした。

必要最低限の声量でまかなえる日々を送っているから、たかだか数時間のおしゃべりでも声が枯れる。近頃、地球と人類の歴史に夢中な私は、帰りの電車で「数千年後の人類は声帯が退化しているかもしれないな」と考えた。

帰宅後も後日もやっぱり地球と人類の歴史に夢中で、80億年後の地球の消滅までを見届けた。いつかは地球磁場が消滅し、大気が太陽風にはぎ取られ、全生物が死滅すると思うと、声帯の退化もお昼ごはんも台風で行けるかどうかわからない福岡旅行の準備もどうでも良くなる。

それにしても、どうして45億年前や80億年後のことがわかるの? 何となくだとしても解明していく人たちの熱量と勉強量に感心しちゃう。地球と人類の歴史の中の、ほんの一瞬の命の私は、寝たいときに寝ることしかできないのに。

昼寝をしたら地球と人類への興味が少し失せて、台風で行けるかどうかわからない福岡旅行の準備をした。メダカとヌマエビにエサを与えすぎてしまった。夜ごはんを食べすぎてしまった。ああ、こんなことで精一杯なのに。

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