こんなもんです

中卒女が今さらなことに驚いたり学んだりする日々をだらだらと記録しています。唐突に気持ち悪い話や思い出話をします。

謎の犬と虹色の金魚

「おはよう!」の代わりに「くら寿司!」と挨拶をして、布団からまっしぐらにくら寿司へ。脳と胃袋に考える隙を与えない、起き抜け速攻アタックだ!

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目覚めの一杯は粉末緑茶、気合いは十分、狙いはビッくらポン!のささやかな鬼滅の刃グッズ。5皿、10皿はハズレの演出に動じることなくペロリと平らげた。

今回は1貫の皿や200円の皿を取り入れている。いつもならキツくなる15皿も難なく平らげた。生ものに飽きはじめた口を穴子や天ぷらでなだめながら、20皿に挑む。

ここまで当たりなし。20皿目を回収ポケットに流し、「次こそは……」と手を合わせるが、金魚すくいに挑戦した謎の犬はあっけなくポイを破いた。

思わず、周りのキッズに負けないくらいの大きな声で「エーッ!」と叫ぶ。食べ盛りを過ぎて何年と経つ私と同居人が、コツコツと食べた20皿が……。もう無理。いらない。帰って寝たい。

しかし同居人は諦めなかった。コーン、熟成まぐろ、ビントロの皿を取り口に詰め込む。その姿に背中を押され、私もイカとサーモンを口に詰め込み、溜まった5枚の皿を回収ポケットに流した。

登場したのはポイを片手に持った謎の犬。さっきと同じ、金魚すくいの演出だ。……もうこれは当たらない。最悪だ。お腹がはち切れそうなのに、からい、からすぎる。

金魚の下にポイを入れる謎の犬。すくい上げると、金魚は虹色に輝き宙を舞った。これは、一体……。切り替わる画面。「あたり!」の文字の下で謎の犬と虹色の金魚が笑っている。……当たった、当たったんだ!

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私たちは念願叶って鬼滅の刃グッズを手に入れた。冨岡義勇の小さな缶バッジだった。あの謎犬と黒猫と虹色金魚のグッズが欲しくなった。

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