こんなもんです

中卒女が今さらなことに驚いたり学んだりする日々をだらだらと記録しています。唐突に気持ち悪い話や思い出話をします。

いい、いや、いい

実は最近、本気で家を探しているんだ。中古の戸建てを買って、少し直して、犬と猫を迎えて、庭をいじりたくて。それで明日、気になっている2つの物件を見学するの。

最近でもないか、11月くらいからずっと探していたから。この家は安いけど気が滅入りそうとか、こんなん憧れちゃうねとか、建ぺい率とか私道とかローンがどうとか、ずっと考えて、ようやっと動き出したんだ。

明日が楽しみ、だけどちょっぴり怖い。お隣さんはとっくに越したのに、嫌気がさすほど暮らしているこのアパートすら恋しいような、間取りを見て家具の配置を考えているような、複雑な顔をしている。よくわからん。

ウン年前に同居人が会社を作ったとき、「うまくいきませんように」とひっそり願っていた感情と似ているかもしれない。「金がねえ」とか「やんなっちめえ」とか、よく知っている不安はいいけど、知らない不安は知らないからイヤ、みたいな。

今となっては「うまくいってほしいやね」と声に出すほどで、知らない不安は知らないままで、それはそれでどうなんだ、という話で。だから、家探しもそういうことなのだろう、ということにしておこう。

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などと考えながら金ローのエヴァンゲリオンを見ていた。同居人が「ああ確定」とか「これは期待できない」とか、ボソボソと喋っていて、「何?」と聞いてみると「パチンコ、エヴァの」との答えが返ってきた。そのくらいでいいと思った。