ハンガーラックの上に登れるようになったが自力で降りることはまだできない猫・シャウエンを降ろしてあげる物語が始まった。「ウッ……アッ……」と助けを求めるくせに、降ろすときに必死の抵抗を見せるのはやめてほしい。
コテコテの猫になりつつあるシャウエンがわが家に来てちょうど1カ月の今日はコテコテの春の嵐。「ザ・ノンフィクション」の今回の主人公に外野で頭を抱えつつ、億劫な体のせいで出かけられない不満を布団にぶつけた。
日が暮れて、ぼんやりとすることに飽きたから、花瓶の水を替えてみたり、ドライフラワーを飾ってみたり、再生栽培の野菜を増やしてみたりした。不満は少し丸く収まったけれど、夜ごはんの味はぼんやりとしていた。
よし、今日はもう諦めよう。ダメなものはダメだ。録画した志村けんの特番は明日の夜に見よう。おはぎは明日の朝ごはん用に取っておこう。シャウエンを降ろしてあげたら、寝よう!