こんなもんです

中卒女が今さらなことに驚いたり学んだりする日々をだらだらと記録しています。唐突に気持ち悪い話や思い出話をします。

わぁ、そっかぁ

昨日の午後、同居人がほっともっとの弁当を買って帰ってきた。お昼ごはんに、河口湖で買ったおいしい食パンを食べる予定だった。

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わが家ではこういうことがよくある。昨日の夜のおかずが残っているから、冷蔵庫のあれがダメになりそうだから……と、予定を立てているときに限って、同居人が弁当を買ってくる。

そういうとき、「ありがとう」ではなく「わぁ、そっかぁ」と言ってしまいがち。「わぁ」の間に今日の夜は昨日の夜の残りだな、もうあれ腐っちゃうな……と考えて「そっかぁ」と肩を落としてしまいがち。

すると、良かれと思って買ってきた同居人との間に不穏な空気が流れがち。おいしいはずのおかか香るしゃけ塩焼き弁当がまずく感じがち。

昨日の午後は「わぁ、そっかぁ」をこらえて「わぁ、ありがとう!」と言ってみた。すると、よかれと思って買ってきた同居人との間に平穏な空気が流れて、おかか香るしゃけ塩焼き弁当がおいしく感じた。

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そんなこんなで今日のお昼ごはんはおいしい食パン。そのままとトーストにジャムをたっぷりと付けて、思いっきりかじりついたあとの一言目は、「おいしい」ではなく「わぁ、そっかぁ」だった。

もちろんおいしかった。「わぁ」の間に普段食べている食パンとの違いを感じていた。昨日食べそびれたからかたくなっているかと思ったけれど、すごくやわらかかったから「そっかぁ」と感心した。

焼くと「これ気を付けないと口の端、切れるぞ」とドキドキするくらいかたくなる1枚十何円とは違うから、生ゴミを入れるのにちょうどいい袋に入った6枚67円とは違うから、「わぁ、そっかぁ」が出た。

「食べた」というより「体験した」が近い。おいしい食パンは日曜日の私からの体験ギフトだった。これからもおいしい食パンを体験していきたいから、これからも6枚67円の食パンを食べ続けたい。

ちなみに、おいしい食パンは「食べた」にカウントされなかったから、1時間後くらいに炊飯器に残っている米でチャーハンを作って食べた。「マジ食べた」だった。