こんなもんです

中卒女が今さらなことに驚いたり学んだりする日々をだらだらと記録しています。唐突に気持ち悪い話や思い出話をします。

しばれない

溶けかけのハロハロを食べた夕暮れ時、ぱちぱちと夏のはじける音がした。

こそばゆいことを言う余裕も気力もない。シャウエンは全猫を代表してこの暑さにヘソ天で抗議した。

同居人はパンツ一丁が止まらなかった。私は蒸した台所でコロッケを揚げた。それぞれにクーラーの風が贈呈された。

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夏の家電に労働を強いて、熱帯夜とはほど遠い夜を二人と一匹で越えてゆこう。明日もきっと夏だから。