細々としたもやもやを集めていったら、小銭入れがパンパンになってしまった感じ。重い。使いづらい。
最近はシャウエンをかわいがることしかできない。……いやいや、「しか」ってなんだ、「できない」ってなんだ。十分じゃないか、最高じゃないか。シャウエン、かわいがろうぜ!
で、何だっけ。そう、ずっとこんな感じ。体が重い。使いづらい。何だこれ、前厄だから? ああ、そういえば。2022年に入ってから父が骨折して、父の弟も骨折して、昨日は父の妻の娘が緊急搬送された。
おばあちゃんからこの一連の負の流れを「あんたが厄年だからじゃないの?」というオチ付きで報告されて、電話を切ったあとにポテチを食べたら奥歯が欠けた。
骨折はどちらも不注意で、父の妻の娘の彼氏の父の同僚が緊急搬送された場合に私の厄は適用されるのだろうか、ポテチで奥歯が欠けたのはマジで意味わからんけど、などと考える。
目に見えないものに頼ったり一喜一憂したりする余裕がない私は、一応調べて見た厄払いを行う各神社の金額設定に首をひねった。厄かあ、厄ねえ。にしても、歯、弱いなあ。心は、知らん。案外と余裕はあるかも。
シャウエン、どう思う? 知らんがな。同居人は? 寝てる。そう、まずは父と父の弟と父の妻に見舞いのメールをして、歯医者を予約。余裕があったら美容院で頭のプリンを染めてもらいたい。
こんなんじゃ、だめかね? シャウエンと同居人は「いいんじゃない?」と言っている。「ありがとう」とのLINEと、美容院からの予約完了メールが届いたら、小銭入れが少し軽くなった。
というわけで神様、ここは一つ、お賽銭をしたってことで。