30代の不調とやらが、心と体にしっかりと訪れつつある、のだけど。
生理が初めて来たときのような、「あ、私もちゃんと人間だったんだ」みたいな、驚きと感動がある。
「こんなもんか」とは思わない。聞いていた通りに、自律神経的なものや、むくみ的なものがキツイしツライ、のだけど。
恐ろしい、未知のものが、他人事が、私の物事となった瞬間に、しらけた感じ。この余裕。すんなりと受け入れた心と体にウケた。
私がまさかハーブティーやら漢方薬やらに頼る日が来るとはね。「うまいもん食って寝りゃあどうにかなんべ」が通用しなくなるとはね。とは言いつつの。
「あ〜これがうわさのアレね〜」みたいな、大きなグループに属してしまったことへの絶望と、同時に下された諦めみたいな。……みたいな、何でも心得ている風を吹かしたいみたいな。
体操服の下がスポーツブラになった子と一緒。プールカードに「腹痛」と記入して授業を見学した日と同じ。うまいもん食って寝たい。