ああ〜、もうだめだ。小さなお庭のある家ですてきに暮らしたい。朝にヨーグルトを食べて昼にパンを食べたい。紙袋にフランスパンを入れたい。ガーデニング中にてんとう虫を見つけたい。くたびれたソファに深く腰掛けてモッコモコのブランケットをかぶりたい。何かしらのあったかいものを飲みながら謎の本を読みたい。
だからってわけじゃないよ。それに、このお昼ごはんがそんなんじゃないってことはわかってる。よく見たら焦げと残飯だからね。でもそういうことから始めていくの。ニトリの座椅子に腰掛けてこたつの布団をかぶりながらキンキンに冷えたコーラ飲んでるけど、やってくの。
それが無理なら家楓になりたいね。家猫じゃないよ、家楓。