こんなもんです

中卒女が今さらなことに驚いたり学んだりする日々をだらだらと記録しています。唐突に気持ち悪い話や思い出話をします。

14食と7食

新鮮な食材を使って、おいしくてヘルシーな料理を作りたい。見た目も楽しい料理を笑顔で食べてもらいたい。

だけどめんどくさいから無理。できることならソファーから動きたくない。1日3食なら1週間のうち14食は頑張れないの。

若干芽が出たじゃがいもの皮をむいたり、解凍し忘れた肉を適当にレンチンしたり、煮るか焼くかで火を通して、醤油か味噌か塩コショウで味つけるのが精一杯だから。小手先のテクニックでどうにかしたそれなりのものをもそもそと食べてもらうだけで、私は十分えらいから。

できることなら、同居人には食器棚の下の引き出しにあるインスタントラーメンあたりで勝手にお腹を満たしてもらいたいよ。その時に私の分も一緒に湯がいてくれるとありがたいし。

だけど、現実はアラームのスムーズ機能のように「今日、夕飯なにする?」と5分おきに聞かれるでしょう。冷蔵庫の中を確認しに行くために、ソファーから立ち上がる時の辛さったらないよ。

その反面、やる気のある7食はとても楽しいの。作りたいメニューが次々と頭に浮かんで。新鮮でヘルシーかどうかはさておき、食材を上手に使った一品が完成した時や、彩り豊かな食卓を調えた時の快感ったらないよ。

それを踏まえて、今日の3食はすばらしい内容だった。まず、「出前のカツ丼」でめんどくさい1食をうまく消費できたでしょう。次に、フライパンで熱したプッチンプリンの液体にバームクーヘンを浸して焼く「簡単フレンチトースト」で、やる気の1食を成功させた。

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そして、今日を締めくくる1食は、キャベツをひどく罵った日記を読んで胸を痛めたsatomiconcon(http://satomiconcon.hatenablog.jp/)さんが、「キャベツを美味しくラクに消費できる良いレシピです!」と教えてくれた「キャベツのじゃがバター煮(https://www.kyounoryouri.jp/recipe/20395)」を。

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これが、作っている途中から「おいしいやつだ」とわかるおいしいやつで。器に盛る前につまみ食いでなくなりそうな、やる気とめんどくさいの両方を昇華させる1食だった。

おかげで今回のキャベツはぞんざいな扱いを受けることなく、牛バラ肉と玉ねぎをじっくり煮込んだボロネーゼとともに私の胃の中におさまったよ。胸とお腹が幸せと食べ物でいっぱい。

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さて、今週分のやる気の7食は今日で使い果たした。明日は「マジめんどくせー」って言いながらそれなりのものをそれなりに作ろう。