こんなもんです

中卒女が今さらなことに驚いたり学んだりする日々をだらだらと記録しています。唐突に気持ち悪い話や思い出話をします。

災い転じて冷やし中華となす

週末、買い物に行きそびれたわが家の冷蔵庫に残るは、「わずかな牛バラ肉」「ピーマン」「冷凍里芋」「卵3個」のみ。

昼食は目玉焼き、ミニラーメン、キャベツのじゃがバター煮の残りでしのいだものの、夕食は残された食材を使ってまかなわなければならない。

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しかし、私は面白味と旨味にあふれた一品を発想する頭や、代々受け継がれるレシピノートをあいにく持ち合わせていないし、やる気がないから何も思い付かない。

そこで、インターネットで先人や現代人の知恵を借りることにした。すると、「牛バラ肉とピーマンを何かしらのタレで炒めて丼にする」という意見が多数寄せられ、私は「牛バラ肉とピーマンを何かしらのタレで炒めて丼にする」方針を固めた。

そうと決まれば、台所に駆け込み、冷凍室から牛バラ肉を取り出すのみ。電子レンジに突っ込み、解凍、200グラム。その間にピーマンを細切りにして、味噌汁用の冷凍里芋を茹でておく目論見だ。

なめらかに料理が進む気配に、上機嫌で「これが世に言う時短テクである!」などと人差し指を立て、鍋に勢いよく水を入れ火にかけると、ピーマンを取り出すべく野菜室のドアを勢いよく開けた。しかし、そこにあったのは一本の「きゅうり」だった。

なんと、きゅうりがあったことを忘れていた私は、昼に冷蔵庫を確認した時、「緑色のきゅうり」を「緑色のピーマン」と見間違えていたのだ。

私はそのアホさ加減と、「牛バラ肉とピーマンを何かしらのタレで炒めて丼にする」計画が破綻したことに肩を落とし、野菜室の前で立ちすくんだ。

しばらく、野菜室から漏れる冷気で頭を冷やしたおかげだろうか。「ここにはまだ、隠された食材があるかもしれない」と気を取り直し、冷蔵庫内を捜索することにした。

捜索開始から15秒、庫内に「冷やし中華 ごまだれ」を発見。こんなすばらしいチルドの宝物を見落としていたとは。そして、私の記憶力とは。

早速、解凍に勤しむ電子レンジのドアをこじ開け、冷凍里芋を茹でるために沸かしていたお湯に麺と牛バラ肉を投入した。そして、ピーマンに見間違えられたきゅうりを千切りし、錦糸卵を作ると、豪華な牛しゃぶ冷やし中華が完成した。

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やればできるじゃないか。しかも、暑い日に冷やし中華を食べるという風情を感じられるとは。

 

食後、ゆっくり湯船につかり、ベランダで涼みながら脳トレアプリをインストールした。さて、明日は何を食べよう。