こんなもんです

中卒女が今さらなことに驚いたり学んだりする日々をだらだらと記録しています。唐突に気持ち悪い話や思い出話をします。

10分で書いた日記

誰かの手料理を見ると、屈託のない「おいしそうだな〜」が口から出るくらい、誰かの手料理に飢えている。

自ら作った簡単なそれぞれは作業のように黙々と食べるのに、誰かが作ったそれぞれは飲み込むのがもったいないと感じるくらい、ありがたくじっとりと食べるだろう。

それほど誰かの手で施された食を欲していても、肉は別だ。「食べたい」信号が脳に伝達したとき、思考は奪われてしまう。何でもいい、肉をくれ。今すぐに! と。

今日の昼、卵かけご飯を黙々とかっこんだ時、それは激しく点滅した。ステーキ肉しか食べたくないんだー! と太陽に向かって走りたくなる信号が。その先にはスーパーがあり、ステーキ肉が3割引で売られていると伝達して。

うずうずとしながら仕事を終え、沈んだ太陽を追いかけた先に3割引のステーキ肉を見つけた。丁寧に塩胡椒をふり、焼き散らかし、お情けの野菜を添えて完成。ダイエットのことを忘れてかじりつくことに成功。

その時、屈託のない「うまい」が口から出た。家で焼く肉は「おいしい」ではない、「うまい」のだ。一口目なんかとくに、指の先が痺れる。自家製ソースが猛威を振るう。

こんな気持ちの悪い日記を書いている原因は、やっぱり肉だ。「うまかった」の余韻を残す。そして、現在の時刻が朝の4時を過ぎていることにもある。お出かけする予定なんだから、海山川のことを考えて寝るべきだ。

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