こんなもんです

中卒女が今さらなことに驚いたり学んだりする日々をだらだらと記録しています。唐突に気持ち悪い話や思い出話をします。

思えば遠くへ来たもんだ

カビの発生を恐れて少なめに作ったカレーを2日目の昼にカレーうどんにして食べた。生態学上、人類はカレーを作ったら2、3日カレーを食べ続けるのに。

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そして近所を散歩した。雨なのに。生まれ育った町でも知らない場所がたくさんあることに気付いてしまった以上、歩かなければならないの。

海も山も越えないけれど楽しいよ。そしてまあまあ迷子になるよ。こんなことを言うとおバカさんだと思われるかもしれないけれど、近所だからこそ迷子になると思うんだ。

知っている場所ならもちろん迷わない。でも、知らない場所に足を踏み入れることを目的とした散歩だからさ。どんつきに入ったり、同じ道に出たりなんかしょっちゅうなんだ。

だからほぼ不審者だよね。今日なんか雨の中をさまよっている全身黒づくめの自分の姿をガードミラーで見た時、「笑ゥせぇるすまん」のトラウマを思い出したもん。そりゃあ住人に怪訝そうな顔で見られるわけだ。雨の日の散歩はやめた方がいい気がしてきたよ。

あれ、何の話をしていたんだっけ。そうそう、迷子ね。近所だからと油断して歩いているとワープするマンホールを踏んでしまうんだよ。地図アプリを開けば解決するけれど、それもまた違う気がして。謎の住宅街で海援隊の「思えば遠くへ来たもんだ」を口ずさむことになるんだ。

そういうことだから、知っている景色が見えた時の安心感と帰宅した時の達成感がたまらないの。物知りになったような勘違いもできるでしょう。これがいつまで続くかわからないけれど、今はとても楽しい。

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