お手伝いの後、朝8時に眠り16時前に起きた日曜日。このくらい遅起きすると、月曜日までの残りわずかな時間をどう過ごすのかセンスが問われるけれど、私はいつも通り、だらだらとヤクルトを飲んで、ヌマエビと花の生存確認をする。
その後は湯船につかり、17時くらいの早めの時間に夕食の準備をして、とくに面白くはないテレビを見ながら、もつが食べられない同居人のために豚バラを大量投入した福岡土産のもつ鍋を食べる。近所の野良猫たちが一生懸命ケンカしている声を聞きながら。
この通り、遅起きしてしまったからと慌てず、冷静に、朝早く起きた人のような顔をして、えらそうに夜を迎えれば、金木犀の香り付きの平和な日曜夜のワンシーンに出演することができる。猫のケンカは腹が満たされる頃に決着が付く。
そして、洗濯物をたたみ、洗い物をしたくらいで、またえらそうな顔をして、筋トレをした後に鈴虫の声を聞きながら最近また再開したゲームをやり込むと、朝方の4時になる。これはとてもまずい。早く寝よう。