昨日、初めて英語と韓国語のレッスンを受けた。
感想が思い浮かばないほど、わからないことがわからなかった。自分のレベルの低さにがっかりした。
だけど、楽しかった。わからないことがわかることもある。英文における主語と動詞の重要性を理解した。ハングルの子音を覚えた。
夢は日記を英語と韓国語で書くこと。いつになるかわからないけど、ゆっくりと学んでいきたい。
昨日、初めて英語と韓国語のレッスンを受けた。
感想が思い浮かばないほど、わからないことがわからなかった。自分のレベルの低さにがっかりした。
だけど、楽しかった。わからないことがわかることもある。英文における主語と動詞の重要性を理解した。ハングルの子音を覚えた。
夢は日記を英語と韓国語で書くこと。いつになるかわからないけど、ゆっくりと学んでいきたい。
暇を持て余さぬよう工夫を凝らした日。
英語と韓国語のオンラインレッスン予約、お笑いライブのチケット購入、Kindleで本を9冊ダウンロード、掃除、洗濯、飯炊き、ゲーム、寝る、寝る、寝る。
今日はどこかへ出かけたり、学んだり、挑戦したりはしなかった。今日という日は諦めた。
明日以降にどこかへ出かけたり、学んだり、挑戦したりできるよう準備した。明日以降の私に全てを託した。
準備の内容は学びに特化した。英語と韓国語は、三日坊主でサボり癖がある私でも続けられるように、また分からないことが分からないままで詰まないように、対人で学ぶことにした。
Kindleでダウンロードした本は、英語、簿記、政治、生物、物理学、宇宙などがテーマの9冊。中卒で学ぶべきことが多すぎるし、何を学ぶべきかがわからないから、雑多に選んだ。
果たして今日は準備で忙しなく、暇を持て余さなかった。大成功でウシシだった。
準備だけで満足してしまわないことと、明日以降の私の健闘を祈る。
スーパーで買った1000円の巨峰が酸っぱかったから──。一つの動機で目的を「おいしい巨峰」に定め、山梨県へと車を走らせた私たち。
山間の高速道路で前途多難な雨に降られても、朝から何も食べていないおなかが空いても、機嫌を損ねたりPAに寄り道したりすることなくアクセルを踏み続けたら、みずみずしい町にたどり着く。
「いくつかの直売所や農協をまわって、おいしい巨峰を手に入れよう」
「気になるごはん屋さんで、山梨県らしいものを食べよう」
最初に寄ったJAフルーツ農協で30%オフの巨峰を手に入れ、空腹のあまりJAフルーツ農協の隣のデイリーヤマザキでパンを買って食べてしまう私たち。
到着してすぐに目的を果たし、山梨県らしくないもので小腹を満たしてしまった。
「どうする?」「どこ行く?」「おなかは?」「食べられる」「ここのお店は?」「14時ラストオーダーだから終わってるよ」「……どうする?」
JAフルーツ農協の駐車場で、先週を想起させる冴えない会話が交わされる。
桃、ほうとう、信玄餅、甲州牛、忍野八海、鳥もつ煮……山梨県らしいものが浮かんでは消えていった余波だろうか、私たちは市営温泉へと向かった。
天丼がおいしそうだったから──。一つの動機で山梨県まで来た私たちだから、一つの動機で市営温泉に併設された食堂の天丼を食べに行く。
私たちは風呂上がりの周囲から浮いていたけど、食堂がオールドな店構えをしていたから居心地は悪くなかった。何より腹が減ったから、気にならなかった。
同居人は穴子天丼。私はぶどうの皮を練り込んだ冷やしほうとうともつ煮のセット。歳による胃もたれで同居人の顔が曇った。抜けがけした私の顔と山梨県の空が晴れ渡った。
家に帰って、1200円の巨峰を一粒食べた同居人が一言、「酸っぱい」。私も一粒もらって一言、「ほんとだ、酸っぱい」。おいしい巨峰はどこにある。台風は今、どこにいる。
しゃぶしゃぶ・すき焼き食べ放題を食べた。
なぜだろう。定食で十分におなかがいっぱいになることはわかっているのに、年に1回は食べたくなってしまう、食べ放題。
肉は2皿くらいで飽きることも、白米を頼まないほうがいいことも、サイドメニューの寿司や天ぷらがおなかに溜まることも、わかっている。
わかっているけど、その全てを犯すことが食べ放題の醍醐味であり快楽であるから、避けられない。バカ食いはオーダーした者に課せられた使命だ。
元を取るつもりはないけど、がんばって食べる。元も子もないけど、食べすぎて調子が悪くなる。食っちゃ寝はまずいけど、帰って寝る。それが、食べ放題。
食べ放題には必ず後悔がつきまとう。その後悔が1年かけて消化され、排泄されたとき、また食べたくなってしまうのだろう。