こんなもんです

中卒女が今さらなことに驚いたり学んだりする日々をだらだらと記録しています。唐突に気持ち悪い話や思い出話をします。

福岡旅行1日目

23日、夜中に家を出て、いつものお手伝いで品川方面へ。朝方に帰宅して4時間ほど眠った。疲労度的にもっと眠ってもよかったのだけれど、夜に羽田空港を発って福岡に行かねばならないから。

遅めの夏休みで24日から2泊3日の福岡旅行の予定が、まさかの台風発生で23日の夜に羽田を発つことになったの。急遽の3泊4日は交通機関と宿の変更、予約でバタついて、羽田に着いただけで達成感があった。

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飛行機の離陸はいつまでも苦手。落ち着くために買った缶ビールを流し込んでも、内臓が浮く感覚に写真を初めて撮られる武士のように体がこわばって冷や汗をかく。毎回、この時だけは「空は飛ぶもんじゃない」と後悔する。

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「こんなもんか」と緊張がほぐれた頃に福岡空港に着いた。明太子の看板を見ても、地下鉄の路線図を見てもうれしい。1日目の宿は赤坂駅近くのビジネスホテル。荷物を置いて、何となく入った居酒屋さんで夜ごはんを済ませることにした。

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「福岡だから」と何となく頼んだゴマ鯖の美味に衝撃を受けて、店員さんに「お、おいしいです!」と思わず報告。同居人も「よかったら一杯、好きなの飲んでください!」と喜び、あれもこれもと料理を頼んだ。

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その流れで店員さんたちと談笑し、旅行であることを伝えると、「正直、福岡は観光できる場所があまりないんですけど、食べ物がとにかくおいしいので、食い道楽だと思って楽しんでください!」と応援してくれた。私は隣で頷きながら、語尾やイントネーションに興奮した。

宿に着くと、同居人は「風呂上がりの一杯用」と言って自販機で買ったメロンソーダを飲まずに倒れ込み、さっさといびきをかいた。旅行の時はいつもより大げさで丁寧なことをしたくなる私は、風呂に入り、髪を乾かし、歯を磨き、パックをして、目覚ましをかけて、布団に入った。

眠たいはずが、今日のこと、明日のこと、明後日のことを考えると、布団からニョキッと生えた右手がスマホを探して、「福岡グルメ」と検索してしまうから眠れなかった。