こんなもんです

中卒女が今さらなことに驚いたり学んだりする日々をだらだらと記録しています。唐突に気持ち悪い話や思い出話をします。

一口大福

同居人とケンカして、「ムキー!」と家を飛び出した日曜日。遠い方のファミレスで抹茶のパルフェとドリンクバーのコーヒーを流し込み、2時間たったら追い出され、家にとっとこ帰った。

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リビングで韓国ドラマを見ている同居人と顔をなるべく合わさないように、帰宅後すぐにお風呂の準備。「お風呂が沸きました」のメロディーが流れるまでの時間を持て余し、さつまいものお味噌汁を作った。

ファミレスで電池を使い果たしたスマホをモバイルバッテリーで充電しながら湯船に浸かり、もし本当に家を買って、1人になれる場所がお風呂とトイレ以外にできたら……と考えてみた。

飲みたいわけじゃなかったコーヒーを飲まずに済む。感電に怯えながらスマホを充電しないで済む。リビングから聞こえる「愛してる!」のセリフや銃声を頼りに展開を予想しないで済む。「どうなった⁉︎」と素直に聞いた方が早い気がする。

そんなことより暑かった。長居するつもりだったのに、給湯温度を43度設定はミスった。湯船の縁に座り、一言目を「お腹すいた?」と「さっきはごめん」とで迷っていると、風呂場の折戸がガバッと開き、条件反射的に湯船に飛び込んだ。

折戸の前に同居人が立っていた。手に昨日コンビニで買った一口大福を持っていた。「食べる?」と聞かれ、一口もらうと去っていった。一言目は「お風呂で大福……」になった。入った風が気持ちよかったから、さっさと出た。

ドラマの2人がどうなったのかを聞きながら夜ごはん。予想外の展開だったからか、それともカフェインを多く摂ったからか、もしくは長風呂だったからか、いや、妖怪・一口大福爺を見てしまったからか……頭がクラクラした。

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お味噌汁のさつまいもはグズグズだったけどおいしかった。そういえば、鼻の穴の中のニキビが治った。明日は仕事か。早く寝よう。