昨夜はだし巻き卵リベンジを果たすことができた。前回の反省を踏まえて、材料は卵とお出汁のみ。親子丼のレトルトには目もくれなかった。
大成功のだし巻き卵には、肉じゃが、栗の赤ワイン煮、オレンジを添えて。「おかわりちょうだい」「ん、どのくらい?」の会話が発生する週末の食卓がすき。
食後は「明日はくら寿司に行って、ビッくらポンの鬼滅の刃グッズをゲットしよう!」の約束を交わして、眠る前にお寿司の大食い動画を見た。
翌日、夜のくら寿司に備えてひたすらジッとしていた。ビッくらポンを回すためにはある程度の量を食べなければならないから、飢餓状態を保たなければならない。ただ、これは非常にリスキーで。
「このくらい平気だろう」と変な時間にお昼ごはんを食べたり、休日の昼に放送されている旅番組のグルメ情報を見て気が変わったりすると、「やっぱ今日はくら寿司じゃなくていいや」となる危険がある。
それを回避したとて、休日のくら寿司は混んでいるから入れないこともあり。だから今日はひたすらジッとして、ジッとしていたらお腹が空いて、ジッとインスタントラーメンを茹でて、ジッと麺をすすって、ジッとお釜に残っていた米も食べて、ジッと旅番組を見たのだ。
ね、そうよ。間違えたのよ、全部。変な時間にアホほど食べて、旅番組のグルメ情報を見ていたら気が変わり、くら寿司の混雑状況を調べたら途方に暮れたから、「やっぱ今日はくら寿司じゃなくていいや」となってしまったのよ。
その結果の「和食さと」の四季巡り膳ね。秋限定のフェアメニューね。これだって行く前は、肉も寿司も食べたいから食べ放題のさとしゃぶプレミアムコースにするつもりだったけど、入店後に「いやそんなお腹空いてないな」と気付いて御膳を頼むことにしたのよ。
ほんとダメね。おいしかったし秋の味覚をほどよく堪能できたからこれはこれで正解だと思うけど、悔しい。「待て」の間はジッと我慢して、「よし」と言われてからくら寿司にありつく賢い犬でありたかった。まあでもほんと、お腹が満たされた今はそんなことどうでもいいんだけどね。