泥になると決めた日だから、体に眠気を多く含もうと思ったんだけど、気合いが入りすぎちゃったのかな、昼前に目が覚めちゃって。
それから昼寝もせずに座椅子でうだうだと、お腹が空いたら店屋物をとり、洗濯物はつけ置きのまま、日が暮れる前に近所を散歩して、夜ごはんを適当に食べたら、1日があっという間に終わってしまった。
うーん、これだと泥ではないのよね。ちょっとだらしないくらい。今までの日曜日を思い返してみても、大体こんなものでしょう。泥はもっとこう、「無」を極めるものだから。
全てのものを垂れ流しにした状態とでも言おうか。元々あまりない人望をさらに失う程度はだらしなく、べっちゃべちゃに過ごさないといけない。いや、別にそこまでしなくてもいい。
とにかく、泥になるのも大変なのよ。今の私では、結構だらしないくらいが関の山だと思う。これからも無理をしない程度に、いつかは泥として休日を過ごせるよう努力していきたい。