こんなもんです

中卒女が今さらなことに驚いたり学んだりする日々をだらだらと記録しています。唐突に気持ち悪い話や思い出話をします。

無理バカ日誌

バカだから日本語を少しでも勉強しようと思って、ここ数カ月は日記につづる言葉の一つ一つに気を付けていたけれど、その割には雑だし、疲れてしまうから、これからも毎日のように日記を書いていくために少し気を緩めよう、と思った日。

日記を書き始めて2年くらいは経つかな。日記を書く前は、中学生くらいの頃からずっと、布団の中で一日や今までを振り返って、「どうしてあのとき私は……」と頭をかきむしり、架空の人物に本当はこう思っていた、こうしたかった、これじゃダメだった、と説明して、わかってもらって、最後に私の好きな音楽を紹介して寝る、という毎日を繰り返していた。

架空の人物は私でも誰でもない。顔は知ってるけど存在しない。日替わりで、毎晩何時間と話を聞いてくれる。シチュエーションはさまざまで、妄想だけど一発撮り。だけど途中で「あれ、なんか違うな」と思ったらリテイクできる。都合のいい存在で、よく世話になっていた。

そう言うとまるで繊細だけどそうでもなくて、ラジオやツイキャスを聴いたり、マッチングアプリとは言えないような出会い系アプリで手当たり次第「『よろしく笑』ってなんですか? なんで笑ってるんですか? よろしくの何が面白いんですか?」「なぜ今、😀の絵文字を使ったんですか? 説明してください」レベルのイチャモンを付けたりして架空との時間を削る時期も長かった。

そうでもなければ似たような友達と毎日のようにLINEで秒のやりとりをして、ずっと同じ話をしていた。今思えばバカバカしくて面白かったけど、むなしくて、歳を重ねることに恐れを感じるようになって、依存できる人やモノを探していて、見つからなくて、毎晩が最悪でキモかった。都合がいいけど疲れるから、架空とおしゃべりしないで済む何かが欲しかった。

 

多分、私は日記に依存したんだと思う。眠る前の2〜3時間を日記に使うと、頭をかきむしりながら架空とおしゃべりしなくて済むし、知らない人にイチャモンを付ける気が全く起こらないから、毎日のように日記を書いているんだと思う。

少しでも褒められると頭の中でバカ殿さまの「うれしいなぁ〜」の音楽が流れて踊り出しちゃうくらい単純で調子のいい私だから、「日記読んでるよ」の一言で何年も舞い上がって書き続けているという線もある。それだとちょっとダサいけど、まあいいか。何でもいいか。

今も最悪でキモいかもしれないけれど、何となく前よりはずっと楽で、おめでたい中卒女の無理バカ日誌をこれからも続けていきたいから、ごはんを作って食べよう、お花に水をやろう、なるべく掃除をしよう、と思った日。シャウエンのフレーメン反応に笑わせてもらった日。

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