こんなもんです

中卒女が今さらなことに驚いたり学んだりする日々をだらだらと記録しています。唐突に気持ち悪い話や思い出話をします。

サンパニジュウシ

高卒認定取得のために、今日から学校に通い始めた。その学校には、さまざまな事情で学べなかった人々が通っている。

私のさまざまな事情は、多分どうってことない。主に怠けとか、怠けとか、怠けとか。取得の理由は、思うところや思い付きなど、まあいろいろとある。

その事情やら理由やらの一つ一つを説明すると、多分、大ボリュームの大自伝になってしまう。恥ずかしいから、今はやめておく。いつの日か、夜中のロマンチックなテンションが最高潮に達したマジキモい私が、よだれを垂らしながら書いてくれることを期待しよう。

今日は先生との初顔合わせ、初授業の日だった。学校の代表者と事前に面談をした際、私の学力が小5であることが判明したため、「先生の言っていることが一つもわからなかったらどうしよう」と、とても緊張していた。

面談の日から初授業の日まで、私は支給された使い古しの教科書を毎日開いて勉強していた。その結果、九九の三の段以降が危ういことも判明していた。「サンパチニジュウイチ」を「サンパニジュウシ」に矯正するのに1週間以上を費やしていた。

授業は個別で行われる。私の授業を担当する先生は、リタイア後のおじいちゃんだった。いつでも「サンパニジュウシ!」と答えられるよう構える私に、おじいちゃん先生は自身の孫の話を聞かせてくれた。

今日は甥っ子の話までを聞いて、授業が終わった。帰りは、その授業の様子を見守っていた代表者に、「うちの学校こういうのいっぱい届くの、よかったら食べて!」と、たくさんの野菜と果物が入ったビニール袋を持たされた。私は、やっていけそうだな、と安心した。

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今後はオンラインで授業が行われるらしい。おじいちゃん先生と無事にSkypeが繋がるだろうか。「まずは受けてみよう」と軽く提案された8月の試験に間に合うだろうか。心配だ。頑張るだ。