こんなもんです

中卒女が今さらなことに驚いたり学んだりする日々をだらだらと記録しています。唐突に気持ち悪い話や思い出話をします。

頑固一徹

同居人に付き合わされて、ドラマ「とんぼ」を見たあとに「教師びんびん物語」を見るという昭和な1週間を過ごした。令和を生きている感覚がない。

影響を受けやすい同居人は、何かと私に「軽い槍の反対は何だ?」と聞いてくる。私のことを「榎本っ」と呼んでくる。その度に「重い槍、おもいやり……思いやり!」と気付いたふりをして、「先輩〜」と反応している。とっても、非常にめんどくさい。

しかし、私はそんな同居人を鼻で笑えない。笑ってはいけない。なぜなら私も、影響を受けやすいから。

とはいえ同居人のことを「ツネ」と呼ぶようなまねはしない。私は人から言われたことを真に受けて、すっかりその気になってしまうタイプの、影響を受けやすい生き物だ。

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例えばここ数日、直近の黒歴史を思い出しては「ア゛ッ(死)」となり、寝息をたてるシャウエンの犬歯に喉元を差し出していた。「一思いにやってくれえええぇぇ……」と懇願していた。シャウエンにはずいぶんとウザがられた。

しかし今日、適当に、人からたった一言「大丈夫だよ」と慰められたら、大丈夫な気がしてきた。黒歴史、何それ? である。もう全然、シャウエンに食われて死にたくない。シャウエンと一緒に長生きしたい。

もはや影響を受けやすいどころの騒ぎではないだろう。とってもちょろくて非常におめでたい、簡単お手軽イージーな生き物だ。

思うに私ほどのレベルになると、シャウエンが「お前うまそうだな」と言えばその気になる。意を決して食われて死ぬ。いっそ死ぬならシャウエンに食われて死にたい。シャウエンが幸せならそれでいい。シャウエン、愛してる。

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さて今週末は、「教師びんびん物語Ⅱ」「ラジオびんびん物語」「巡査びんびん物語」と、びんびんシリーズを見させられる予定。せっかく令和を、今を生きている感覚を取り戻せたのに、昭和に引き戻されるらしい。まあいいか。