こんなもんです

中卒女が今さらなことに驚いたり学んだりする日々をだらだらと記録しています。唐突に気持ち悪い話や思い出話をします。

陥落祝いのちゃんちゃんと

ちゃんとしなきゃの服用を一旦ストップしよう。そう思ってまずは遅寝遅起きを試したら、体がなんと元気モリモリになった。そんなことって、あるんだね。

ちゃんとしなきゃの服用を止めると、いろいろと支障が出ると思う。なぜなら私は、人物事に対する反射が鈍い。とっさに出した言葉や、投げかけられた言葉のしまい方で、不正解を出してしまう。無自覚に己の人生にテロを仕掛けている気分に落ち込む。私はちゃんとできない。

人物事と対峙するとき、大縄跳びの順番を待っているあいだのような苦しい力みが生じる。正解を求められるとき、飛び出す瞬間にもつれ、何とか踏ん張る足のような危うさが漂う。頼りない勇気を振り絞ってる。いつも、いつも。

だからもし、ふくらはぎに縄が当たってしまったとき、胸によどんだ痛みが広がる。必死に縮めて伸ばした心のバネが粉々になって、修復する気力すら失ってしまう。

これがとっても嫌で、どうにも情けなくて、ちゃんとしたいと思った。人生をするすると円滑に進めるには、害さないためには、周りの機微をよく観察するだけではなく、まねする必要があると思って、ちゃんとした。

ちゃんとするには、ルールがあることを知った。攻略できるかもしれないことに気付いた。今まで勘でちゃんとして、ラッキーでちゃんとを引き当てていたことがわかって、びっくりした。ちゃんとするには、ちゃんとしないといけなかった。

多分考えていないからできなかった。全然面白くないからできなかった。他者による判定がないから何とも言えないけど、まね作戦はおそらく成功していた。ちゃんとできている手応えをちゃんと感じられた。

だけどそれは、ずっとは無理だ。性根が、生来が付いて行けない。心と体がバラバラに逃げてしまって捕まえられず、方々でテロを起こしかねない。そう思って、一旦やめた。しばらくちゃんと、しないことにした。

とはいえ苦労して築き上げたちゃんと。陥落には相当な時間と労力を要すると思いきや、案外簡単にいけた。酔わせて「ちょっと休憩してかない?」ってな具合で、「絶対何もしないから!」とか言って、ショートで。

エッ。なんだっけ。清楚かと思いきや大胆だったんだっけ。いや違うよ、ちゃんとするしないの話じゃん何言ってんのやーね。そういう映像作品を見すぎたのかしら……。

ああ、もうすぐ3時か。ちゃんとしないとすぐ朝になるな。寝るか。

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